ピノ・ノワール・ポマレード[2001]ドメーヌ・クロヴァロン【フランス ラングドック　自然派　赤ワイン】

【ピノ・ノワール・ポマレード】
1989 年に植樹された、標高300ｍ、北向きの1.5 ヘクタールの単一区画「レ・ポマレード」に由来するピノ・ノワールのキュヴェ。
アペラシオン: Vin de France ヴァン・ド・フランス
品種: ピノ・ノワ－ル100%

醸造について: 早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1 回ずつ選果。完全 に除梗したブドウをステンレスタンクで野生酵母のみで発酵させる。酵素や培養酵母、酒 石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、SO2 などの醸造添加物は一切付け加えずに醸造。マセラションはピジャージュとルモンタージュで2 週間。圧搾後、バリック（新樽は用いない） に移し、マロラクティック発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2は瓶詰め時に必要最小限のみ添加。

2001年の収穫日は9/25。アルコール度数12.5 度。総生産量は約5,000 本。2024 年7 月実施の分析ではSO2 は検出されず。

レ・ポマレードとは、19 世紀のラングドックに存在したロビン・フッドのようなアウトロー（法の保護外の者）的人物で、貴族の富を奪って貧しい人々を助ける義賊となって活躍した。このロビン・フッドの隠れ家が、この区画の中にあり、また、ピノを植樹した当時、ピノ・ノワールはヴァン・ド・ペイの指定品種に認定されていなかった、つまりアウトローであったため、キュヴェと区画の名前が「レ・ポマレード」と命名されました。