<12月中出荷厳守>洗馬（赤）[2022]ドメーヌ・オヤマダ(1本+他1本)合計2本セット(A)

ヴァンクールの輸入ワインとのセット販売とさせていただきます。

【セットの内容】（各1本）
◆洗馬[2022]ドメーヌ・オヤマダ（赤ワイン）2,700円(税込2,970円)
◆ヴァンクール輸入のヴァンナチュール（税別7,000円以上のワイン）
※セットのワインは当店にてセレクトさせていただきます。



【洗馬】
トップから香りは森林から穏やかなシャンピニオン。リリースしたては調子が静かかもしれないが、香りの妖艶さは強い。色々な要素を探すのが楽しい。

長野県塩尻市洗馬にあり、垣根栽培でヴィニフェラが混植されている。標高約700 mで、晴天日数が多く、夜温が低く酸を維持できるなど、ブドウにとってまさに理想の土地！ブドウのポテンシャルと土地の個性を感じることができる。この畑から仕込まれたワインのコンセプトは「北のエレガンス」。2015年より30a畑を拡張し、黒ブドウは新たにカベルネフラン、トゥルソー、ムールヴェードルの若木のブドウがブレンドされている。

ドメーヌ・オヤマダのフラッグシップ。洗馬の畑の単一のキュヴェ。カベルネフランを中心としたヴィニフェラ品種の混植混醸で、区画を洗馬１，２，３と分けて呼んでいる。メルロー、ガメイ、アルモノワール、トゥルソー、ムールヴェードル等が抜本されたところに植樹がされている。2020 年から勢いを年々増している洗馬３のトゥルソー、ムールヴェードルは収量も増えて、より香りの強さと伸びがある。

2019 年以降、早生品種と晩生品種で収穫と仕込みを分けて行っていて、2022 年はキュヴェ洗馬早赤のメルローやガメイのブドウが良好で、明るい印象を与えている。洗馬３のトゥルソーも構成に加わり、ムールヴェードルも見え隠れして楽しい味わいに仕上がっている。仕込みは手で除梗してマセラシオンカルボニックで約 3 週間、その後ルモンタージュをしながら 12 日の発酵を経て圧搾した。ルモンタージュによる抽出に変えてから一層エレガントになっている。

一番メインとなるキュヴェ洗馬 CF(カベルネフランほか)は、全ての黒ブドウが入るが、カイガラムシの被害を受けながらも被害を抑えられていると実感している。特に洗馬１のカベルネソーヴィニヨンが小粒で非常に良い状態で収穫でき、若木が植栽された洗馬３区画も良好だった。仕込みは除梗機を使用して粒状にしてからマセラシオンカルボニックで 10 日間、その後ルモンタージュをしながら全体で 26 日間の醸し期間を経た。カベルネソーヴィニヨンの雰囲気を感じながらも、2020 年に似た腐葉土やシャンピニオンの香りが早く出て落ち着いたトーンの上に、キュヴェ洗馬早からの妖艶な香りも加わり魅力的なワインに仕上がっている。