<12月中出荷厳守>祝[2022]ドメーヌ・オヤマダ(1本＋他1本）合計2本セット(A)

◇ヴァンクール輸入のヴァンナチュール（税別:5,350円以上のワイン）
※セットのワインは当店にてセレクトさせていただきます。



【祝】
穏やかな泡立ちで、最初にラムネや砂糖菓子の様な香りが広がる。白い花、グレープフルーツ、レモンピールの砂糖漬けの香りとともにアフターに心地よい苦みが引き締める。現段階ではフレッシュさを感じるが、熟成による変化が楽しみなワイン


祝地区に属する下岩崎水分のデラウェア上岩崎長尾のデラウェア，甲州，プチマンサンを使用。小山田氏の造る唯一のスパークリング。

ドメーヌ・オヤマダ唯一のスパークリングワイン。水分と長尾のデラウェア，プティマンサン，甲州を使用。『祝』というのは昔の村名で、明治 8 年に、上岩崎村・下岩崎村・藤井村が合併した際に、岩崎の『いわ』と藤井の『い』を足して『いわい』としたところに『祝』の字をあてたと言われる。
一説では雨宮勘か解げ由ゆが甲州を初めて発見した場所とも言われ、日本のワイン造りの歴史から見ても、後世に残していきたい地名である。このワインの畑は標高が約 500 m で、BOW！白用の万力周辺のデラウェアと比べて成熟がゆっくりで、スパークリングにとって重要な酸を残しやすいという特徴を持つ。
2022 年はデラウェア、プティマンサンともに良好。まだフレッシュさが残る印象はあるが今後の熟成でより期待感のある構成である。ペイザナのスタッフの後藤さんに第二子も産まれて馬車馬…いや火車になりながら自分の畑の開墾（土木作業）をしているとのことで、その延長戦で長尾の隣にある雑木林も木を切り倒したり、野薔薇の藪を切り払ったりし環境改善を行なった。おかげで日当たりは非常に改善され、そのエリアのブドウオオトリバも減少しているそうで、今後も更なる環境改善を目指す。

水分（みずわけ）：甲州市勝沼町下岩崎水分。棚仕立て。品種はデラウェア、甲州。平地。勝沼の土壌を形成する扇状地のスタート地点にあり、川の方向が分かれる地点にあることからこの地名が付いた。砂と火山灰の混成土壌。管理していた農家の高齢化によって引き継いだ畑。
長尾（ながお）： 甲州市勝沼町上岩崎長尾。棚仕立て。品種はデラウェア、プティマンサン、甲州。南向きの斜面と平地。水分とは別の土壌にあり、粘土質。小林剛士氏が管理していた畑を引き継いだ。