シューペール・ベー[2022]ラ・ボエム【フランス　オーヴェルニュ　自然派　赤ワイン】

【湘南ワインセラーのコメント】
今回の『ラ・ボエム』！！感動作の数々に改めて、彼は芸術家のようだな～っと飲んでいて楽しくなりました(*^.^*）あれも。これも、全部良い～～～　魅力あふれるボエムの世界。

特に良かったのが「シューペール・ベー」。

しっとりフワっとエアリーでやんわ～～りした舌触りで、それでいて、味わいのナチュラルさが染み出ている！「あ～～～～ボエムいいわ～～～」っとなります（笑）

思わず、ブドウ品種何？っと資料を見てしまいましたが、ガメイなんですね・・・

ヴァンクールの村木さんのコメントに「トップキュヴェのカイウーのよう」と書いてありましたが、飲んだ時は上質でしっとりしたピノノワールみたい！と思いました。

【シューペール・ベー】
色合いは少し濁りのある深いルビー色。グリオット、グロゼイユ、クコの実、粘土の香り。ワインはしなやかかつチャーミングで搾りたてのフランボワーズのような果実味が染み入るように柔らかく、強かでキュートな酸、物的なミネラル、繊細なタンニンとのバランスが絶妙。

収穫日は9月8日とブドウが早熟でした。収量は40 hL/haと豊作。買いブドウはビオ生産者ジュリアン・ベルトラン。ブルイィでも卓越したクリマ「Pisse Vieille（ピス・ヴィエーユ）」の区画のブドウで仕込んでいる。ワイン名のBはボジョレーのBで「最高のボジョレー」という意味を込めて名付けられました。SO2無添加、ノンフィルター。

2022年は記録的な干ばつに見舞われたにもかかわらず、収穫前に降った雨のおかげで豊作に恵まれたミラクルな年だった。前回同様に、ワインのミネラル感を引き出すために半分ジャー（炻器型タンク）で熟成している。醸造は順調で、当初は熟成 7 ヶ月と早めに瓶詰めする予定だったが、途中少し不安定さがあったため、すぐには瓶詰めせずワインが落ち着くまでさらに 6 ヶ月熟成を延ばした。おかげで出来上がったワインは、酒質が柔らかく果実味が染み入るようにしなやか。官能的なボラティルの塩梅も良く、そこにブルイィのトップ区画Pisse Vieille（ピス・ヴィエーユ）から来る鉱物的なミネラルのストラクチャーが加わり、危うくも魅力ある洗練された味わい仕上がっている！これぞパトリックの真骨頂とも言えるワインだ！