ヴォーヌ・ロマネ・1erCru・レ・プティ・モン[2022]ベルトー・ジェルベ（1本＋他1本）合計2本セット【フランス　ブルゴーニュ　赤ワイン】

【セットの内容】（各1本）
●ヴォーヌ・ロマネ・1erCru・レ・プティ・モン[2022] ベルトー・ジェルベ(税別)
●フィクサン[2022]ベルトー・ジェルベ


【ヴォーヌ・ロマネ・1erCru・レ・プティ・モン】
畑・土壌：0.1ヘクタール。粘土石灰質
収穫：2022年9月4日　　樹齢：平均50年
特級畑リシュブールの斜面上部に位置する、ヴォーヌ・ロマネで最も美しい1級畑
醸造：50％全房。４日間低温マセラシオン、天然酵母、ステンレスタンクでアルコール発酵。
１日に１～２度のルモンタージュ。発酵の最後のみピジャージュ。ポスト・マセラシオン（発酵後浸漬）7日間。熟成：マロラクティック発酵後、15カ月樽熟成。（新樽20％）、濾過、清澄せず。

赤果実の中で何色もの色彩がグラデーションを描き、さざ波がうねりを呼ぶような畏怖させる香りの波動。細かいドット状に張り巡る酸による緻密な構成の背景。圧倒的な情報量、色彩の細かさ、精密で動的なエネルギー。中間大きなスケールの教会で祈りを捧げるようなガランとした虚無感。大いなる気配に満ちた静寂、まだまだ若く気配だけしか感じられぬともそれはいる。口の中に流れる果汁の滴にも気品を感じる精神に訴えかけるワイン。（2024年4月インポータ現地試飲）

●ジャスパー・モリス ９１～９４点
●パーカー９２～９４点
●デカンター・オンライン９６点
●VINOUS ９３～９５点 （ニール・マーティン）
●バーガウンド・コム ９２～９５点

【リアルワインガイド79号】95+点（2020年ヴィンテージの評価）
V・Rの流麗さというより２０年のジェルべの見事なまでのツヤやかさとナチュラル感と滑らかさのある、複雑なメチャいい香り。もうたまらない。口に含むとうま味の塊。そして凝縮しているのに液体は軽やかな(と感じる)凄いＶ・Ｒ・1er。何かとんでもない地点にいきなり到達した２０年ベルトー・ジェルべだ。ドメーヌをやめ、アメリーちゃんに畑を相続したフランソワ・ジェルベの当主だったお母さんも心から嬉しいだろうなあ。