アンフリュアンス・ロゼ・ブリュット[NV]ミニエール【フランス　シャンパーニュ ロゼ　泡】

【アンフリュアンス・ロゼ・ブリュット】
ドメーヌ唯一のロゼのキュヴェ。集中力を備えた辛口のロゼ・シャンパーニュ
品種:ピノ・ノワール40%、シャルドネ29%、ムニエ31%
使用ブドウの由来区画:ピノ・ノワール（1975 年植樹のリューディ“レ・フォセル”）、シャ ルドネ（リューディ“レ・フォントゥネル”）、ムニエ（1986 年から1993 年植樹のリューディ “レ・クチュレル）。全てエルモンヴィルの区画。

醸造:野生酵母で樽発酵・樽熟成。樽内でのアルコール発酵終了後、引き続きシュー ル・リーの状態で8 ヶ月間樽熟成。新樽は用いずに全て中古樽を使用。マロラクティック発 酵は一部自発的に実施。樽熟成後は濾過や低温安定化も行わずにティラージュして瓶 内二次発酵へ移行。その後、澱と共に熟成させるマチュラシオン・シュール・リーを行う。

現行ロットは2021 年5 月ティラージュ。2024 年1 月デゴルジュマン。リザーヴワインの比 率は22%、赤ワイン（ピノ・ノワール）のブレンド比率は7%、ドザージュは3.5g/l。アルコ ール度数12 度。ガス圧7.2 気圧。

味わい:レッドフルーツの複雑な香りはエレガントで品格がある。上質な味わいの中にもフレッシュ感が感じられる口中。フィネスのあるフィニッシュには、シャルドネに由来する自然なエレガントさと旨味が感じられる。

【ワインレポート山本昭彦氏94点】
オレンジを帯びた淡いピンク、フローラルで、グースベリー、バラの花弁、すがすがしく、うまみのグリップにつかまれる。潮の飛沫、フレッシュなミント、フェノール、酸、果実のバランスがとれていて、繊細で優雅。ロゼの本質はアロマとテクスチャーであることを思い出させる。リソースの少ないグローワーのロゼらしからぬフィネスとハーモニー。ベースは2016で、リザーヴは15%。2020年11月にデゴルジュマン。ノンマロ。ドザージュは2.8g/L。ブドウはリューディのブレンド。