マルヴァジーヤ[2018]クメティエ・シュテッカー【スロヴェニア　自然派　マセラシオンワイン】

【マルヴァジーヤ】
スネザトノ村ブルダ地区、標高150～160m、0.2ha、西向きフリッシュと呼ばれる柔らかい泥灰土、砂岩、オポカ　　 栽培：シルヴォズ（Sylvoz）仕立て　　植密度：3000本/ha　　収穫：9月15日、手摘み。アルコール度数：13.9％ 醸造：天然酵母のみで自発的な発酵に委ねます。果皮と共に16日間マセラシオン、濾過せず。　熟成：500リットルのアカシア樽で12か月


柚子、カモミールティー、あまりタンニンを思わせない茶葉、奥から甘い黄桃やハチミツ。香りの時点で清涼な柑橘と内側から溢れる甘い果実が飛び出してくる。凄い。柑橘から白系、黄色果実へと様々な要素がグラデーションを描く。タンニンは感じず、構成する個々の要素をより輝かせている。柔らかくも大きく張りのある酸を中心に長い余韻。不安定な要素は無し。とても高い完成度。シュテッカーの上級レンジの始まりとなるワインでここまで心を動かされるとは思わなかったので動揺しました。（インポーターさんより）

【湘南ワインセラーのコメント】
フリウリのマルヴァジアもオレンジなどの明るい果実味を感じますが、こちらも同様で、最も果実感があり、最も親しみやすさを感じます。