カベルネ・フラン100%の「クー・フラン」を気軽に飲めるワインとして誕生したデイリーワイン。
南の野暮ったさなど微塵もなく、輪郭がくっきりとした、エレガントな味わい。この美しさが『シャトー・ラッソル』のワイン全てに共通する魅力ですが、このデイリーワインにもその要素が十分に感じられます。
マルベック25%(樹齢45年)メルロー12,5%(樹齢70年)シラー12,5%(樹齢40~60年)アブリュー25%(樹齢80年)フェル・セルヴァードゥ 25%(樹齢60年)(マルベック以外はマッサル選抜)
畑・土壌:畑はセパージュごとに別れてるが、土壌は全てソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。標高は200mほど。
醸造:成熟の早いアブリューのみ先に収穫、マルベック、メルロー、フェル・セルヴァ―ドゥ、シラーの4品種を全て同じタイミングで収穫、同じコンクリートタンクで混醸します。
メルロー以外の3品種は除梗、破砕しないグラン・アンティエール。
メルローは全房のままタンクの最後に入れることで果帽の役割を担います。ピジャージュは一切施しません。
マセラシオン・カルボニックはせず、ルモンタージュで酵母を活性化させる。
アルコール発酵後プレス、再びコンクリートタンクに入れマロラクティック発酵。
アブリューは全房のまま別のコンクリートタンクでルモンタージュ。還元を防ぐため、アルコール発酵が完全に終わる前の残糖が20~30g/Lの状態でプレスする。再びコンクリートタンクで最終的なアルコール発酵とマロラクティック発酵。
両方のタンクのマロラクティック発酵終了後にアッサンブラージュ。ごく少量SO2を加えコンクリートタンクで4年間熟成させる。2015年10月に瓶詰め
|