樹齢:63年~100年以上。接木されていないフラン・ド・ピエ。
樹齢100年以上の樹はフィロキセラに耐えられた。今は根が深さ15メートルまで達している。
畑は約1ヘクタール。半分は100年以上前に植えられた。もう半分は1948年に最初の半分の葡萄の木の枝をマルコタージュ(取り木法と呼ばれる、フィロキセラ禍前の栽培方法)で植えられたもの。
畑・土壌:ソーテルヌ地方から続いている赤いグラーヴ・砂礫の脈。
標高は200mほど。(馬による畑耕作)
収穫:手摘み、2011年9月24日、収穫時に選果した後、醸造所にて再び選果台で選果。
醸造:80%除梗。破砕せずタンクで15日間低温マセラシオン。
19~25℃で30日間アルコール発酵、ピジャージュ。
ブルゴーニュの5年樽でマロラクティック発酵、24カ月熟成。
インポーターさんが出合った時に飲んだ感想を読むと、このワインに匹敵するのは、高価になり過ぎて飲めなくなってしまった
「シュヴァル・ブラン」か、ロワールのフラン最高峰「クロ・ルジャー
ル」だと思ったそうです。この言葉、非常に理解できます!
そのワインが、4千円台ですから驚くのですが、彼女のワインはどれも、驚異的なCPで、ここまで価格と品質が釣り合っていないワインと出合ったのは、超久しぶりか、または、過去にないかもしれません。
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