ペー・キャトル[2015]ジョン・シュミット【フランス　ラングドック　自然派ワイン　赤ワイン】

【ペー・キャトル】
フランボワーズ、バラ、黒糖、シャンピニオンの香り。ワインはチャーミングかつはっきりとしたストラクチャーがあり、艶やかな果実味に溶け込む細く伸びのある強かな酸、鉱物的なミネラル、キメの細かいタンニンが骨格を形成する。

収穫日は8月27日、28日。収量は日照りの影響で15 hL/ha！ワイン名のP4は本来は軍で使う能力診断の用語だが、フランスでは組織に適応できない人を揶揄する意味合いで使われている。ジョン自身「彼のつくるワインはおかしい！」と村の人たちに揶揄されているため、自虐的に「P4」と名付けた！SO2無添加！ノンフィルター！

今回は収穫したブドウの状態が良かったので、全房のままスミマセラシオン・カルボニックで仕込んでいる。出来上がったワインは、口当たりが非常にチャーミングで、収量が落ちた分前年よりも中身のぎっしりと詰まったストラクチャーのあるワインに仕上がっている!

危うさのある官能的な果実味に溶け込んだミネラルの主張が本当に半端ない!これぞまさにヴィエーユ・ヴィーニュとシスト土壌のなせるわざだ!