NOB’s Fields[2023]武田信宏【日本　宮城県　赤ワイン】

＜データ＞ブドウ産地　山形県東置賜郡高畠町産

メルロー　100%

レインカット栽培

除草剤、化学肥料不使用

使用農薬　石灰硫黄合剤、ボルドー液（園芸ボルドー）、コロマイト水和剤（JAS有機対応殺ダニ剤）

使用肥料　魚エキス

アルコール　12%

醸造所　GRAPE REPUBLIC(山形県)

<商品説明>

私が栽培したブドウを原料とし、山形県にありますGRAPE REPUBLICにて委託醸造したワインになります。ワインのお世話も醸造所のアドバイスを受けながら自分で行いました。小さなブドウ農家の民芸品です。

2023年は梅雨明けからの猛暑の影響なのか、スズメバチが大量発生しました。園地内に100匹以上のスズメバチが飛び交いメルローを食害していくため、異例の9月下旬収穫となりました。日に日に進んでいくブドウの食害とブドウの熟度、酸抜けの兼ね合いを見ながら収穫のタイミングを見計らっていましたが、タイミングを決めるのが難しいビンテージでした。例年より２週間近く早い収穫となりましたが、2022年ヴィンテージよりも熟度が高い状態での収穫となり、糖と酸のバランスもいい状態で収穫できました。

除梗破砕したメルローを開放発酵槽で優しく手でピジャージュしながら１週間醸して搾汁。発酵終了後に90％を古樽、残りをステンレスタンクにて８か月熟成後瓶詰。黒系果実、ハーブ、イチゴ、樽由来の香り、酸とタンニンも程よく、スムースな優しい飲み心地が食事に寄り添ってくれそうです。

山形県のブドウ栽培農家の大野さんのもとで、研修生としてぶどう栽培を学んだ後に独立した武田信宏さんのワインが入荷しました！

武田さんのワインはほっこりとした素朴な葡萄酒！という感じの癒し系の日本ワイン。ギスギスした感じが全くなくて葡萄を搾ってワインになりました！という手作り感がイタリアの田舎の宿で出てくるワインみたいな感じです。

今回も武田さんが栽培したブドウを原料とし、山形県のGRAPE REPUBLICにて委託醸造したワインになります。

ワインのお世話も醸造所のアドバイスを受けながら武田さんが行いました！

ご本人曰く「小さなブドウ農家の民芸品です。」

実は、武田さん、ブドウ農家となる前は日本酒を造る仕事をしていました！

その後、２０１８年にブドウ農家としての人生をスタートし農家になってからはワインの原料用として、ヒトミワイナリー、アルフィオーレ、グレープリパブリック等のワイナリーにブドウを出荷していました。

そして2020年、アルフィオーレの目黒さんの勧めもあり、アルフィオーレの醸造所を借りて１樽分だけ醸造することになったのがワイン造りの始まりです。

３０代前半の若手の農家さんですが、ぶどうに向き合う真摯な姿勢はこのワインの味わいからも感じていただけるはずです。