クレマン・ダルザス・ロゼ[NV]ミューレ【フランス　アルザス　自然派　スパークリングワイン　ロゼ】

【クレマン・ダルザス・ロゼ】
２０１９年にフランスのワイン誌《Bourgogne Aujourd’hui》が行ったロゼ・スパークリング部門のテイスティング対決において、ボランジェのロゼを抑えて２位になり、世界にそのクオリティの高さを知らしめたミューレの「クレマン・ダルザス・ロゼ」。

当然、フランスではその後すぐに完売になってしまったほど、ワイン業界にインパクトを与える対決結果となりました。

この結果はにわかに信じられないものなのですが、実際に飲んでみると歴然です。（納得がいきます）。

ミューレのクレマンは、はつらつとしたロゼのピュアなエキスがずば抜けていいます。エグリ・ウーリエのロゼ・シャンパンの味がふっと脳裏に霞めるような、洗練性と躍動感があります。

フレッシュな木苺のチャーミングなフレーバーがたまりません！

【インポーター資料】
クレマンに最高のフィネスとフレッシュさを与えるために完璧と思われる葡萄だけを収穫します。
土壌はルファック地区の泥灰質土壌。
ブドウはクレマンにロゼ色を付ける程度の短い浸漬の後、圧搾され樽の中でアルコー ル発酵を行います。
その後12ヶ月の間、澱とともに寝かせ、定期的なバトナージュ（攪拌）によってワインにふくよかさを与えます。
瓶内二次発酵によりワインはエレガンスでフルボディになっていきます。

最低18か月 の長期間、澱と接触 させることにより素晴らしいバランスとフレッシュさを与えるのです。
デゴルジュマン（澱引き）の後ドサージュを行い、数ヶ月寝かせることで調和が生まれます。
WINE ENTHUSIAST September 18th 2020
10 OF OUR FAVORITE FRENCH SPARKLING
WINES THAT AREN’T CHAMPAGNE
By Wine Enthusiast
10 FRENCH SPARKLING WINES TO LOOK FOR

93ppints MURÉ Crémant d’Alsace Rosé

クリーミーなイチゴの香り、おぼろげなトリュフの風味を持っています。
同様に、このワインをセラーで寝かせて熟成させるよう語りかけてきます。
このワインは豊満さがありながらも同時に厳しく抑制されてもいます。
この豊かな果実味は今でも十分に魅力的ですが、水面下で眠っており、将来を約束してくれています。
テクスチャー、ボディ、酵母による熟成、すべての点で豪奢でありながらも、落ち着きのあるトーンです。
Anne Krebiehl MW（訳：オルヴォー）


【ワインの味わい・香り】
香ばしく焼き上げられたチェリータルト、酸の残るサクランボ、プラム。
果実の構成要素がとても粒子が細かく丁寧に目が詰まっている。
残糖ではなく熟した意味での甘い果実の弾けるエキスと同調するような淡いタンニン。
完全に支えに回るミューレらしい太い酸の軸。
丸みのある力強いボディと根底に流れる太く冷涼な酸味のコントラストの効いたバランス。
余韻は長く食中酒としても対応できる味わい。（2020年9月　村岡）