シュセット[2017]アン・アプローチ・トゥー・リラクゼーション【オーストラリア　自然派　赤ワイン】

【シュセット】
バロッサヴァレー東側、寒暖の差が激しいヴァインヴェイルに位置する砂質土壌の畑に植えられている自根・最高樹齢 150 年を超える古木を含む 2 つの区画から。無灌漑。収穫されたブドウは８日間培養酵母による醗酵の後（全房 20%）、優しくゆっくりとバスケットプレス、2-3 年落ちのフランス古樽へ。そのまま 12 か月熟成させボトリング（FreeSO2 42ppm）。ノンフィルター、清澄剤不使用。

砂質に由来するクランベリー・ラズベリーを想わせるエレガントで優しいグルナッシュのアロマに加わるスパイス感。オレンジの皮から深みのある赤果実まで、複雑かつ奥行きのある色合い。古木ならではの圧倒的な余韻の長さが素晴らしい、セクシーなグルナッシュ。

【湘南ワインセラーのコメント】
強烈なインパクトを残したデビュー作の２０１７年ヴィンテージがワイナリーより蔵出しされました。

シュセットの魅力はその妖艶な色気にありますが、直近でリリースされた２０１８年が比較的温暖な気候だったのに比べ、今回入荷させることができた２０１７年は近年（今のところ）最後の冷涼なヴィンテージ。

生産者も「より "Pinot Noir-like" な魅力を備えている」

と語るように洗練さが際立つ見事なクオリティです。

私が最初にこのワインを試飲したのは、２０１９年の９月。

最高樹齢１４０歳 × 砂質土壌 × グルナッシュで生まれる上品で魅惑的な赤ワイン「シュセット」は彼らが目指すワイン「シャトー・ラヤス」のナチュラル版といったところで、

『ブルノ・デュシェン』のグルナッシュを思い出しました！

そのうわさを聞き付けたワイン愛好家が放ってはおきませんでした。試飲会でも、このワインの前に人の群れが出来ていました（笑）

その後にリリースされた２０１８年も良かったのですが、何と言ってもこの２０１７年のゆるりとした「ジャストミート」さには敵わないな・・・・という声を多数聞きました。

でも、まさかまさか、ワイナリーにあった在庫がまたリリースされるとは思ってもいませんでしたので

かなりエキサイティングなニュース！！！

２０１７年をゲットできなかった皆様！！どうぞお見逃しなく！！！