オ・グラン・デール・リースリング・ヴィネック・シュロスベルグ・Grand Cru[2018]ヴィニョーブル・クリュール【フランス　アルザス　自然派　白ワイン】

【インポーター情報】
平均樹齢：65年　特級畑ヴィネック・シュロスベルグ　ビオディナミ　

ブドウを6時間かけて空気で圧搾。24時間静置したあと天然酵母で自発的発酵。シュール・リーで18か月の熟成。2019年5月に瓶詰め　アルコール度数：13.56％　残糖度：1.8g/L　総酸度：5.01g/L

ワイン名の由来：「グラン」というのはそのテロワールに因みます。特級畑ヴィネック・シュロスベルグ。

カッツェンタールのグラン・クリュエリアにみられる両雲母花崗岩がこの土地で育まれるワインをエレガントで繊細なものにします。葡萄樹は樹齢40年以上でそのワインは上質の澱とともに2019年１月まで寝かされました。

【ワインの香りと味わい】
香りのボリューム、情報量は圧倒的。抜栓直後は引き締まりながらも内側から溢れるスケール感。フレッシュミントを伴う粘性の無いハチミツのジュース。全体を引き締める酸の軸の大きさ、噛みしめられるほどのエキスながら口の中で流れる。コズミックに口中を広がり、じわじわと後から果実の要素が時間差で現れる。

若さに由来するわずかな収れんと酸が覆うような余韻はこれからの熟成の可能性を示唆している。空気を含んだようなエアリーな余韻。谷間にある特級畑ヴィネック・シュロスベルグならではの安定感に頼らず抜けるような余韻は見事。