《11月18日解禁》ボジョレー・ヌーヴォー[2021]M・ラピエール（シャトー・カンボン）【フランス　ボジョレー　赤ワイン】

【2021年のボジョレー・ヌーヴォーについて】
個人的には今年のヌーヴォーをとても楽しみにしています。

4月にワイン産地全域を襲った遅霜の影響で苦難を強いられた生産者たちがいったいどういうヌーヴォーを仕上げてくれるのか。

今年はヌーヴォーを飲みながら

「あ～～～、大変だっただろうな…」

と彼らの姿が目に浮かぶだろうと想像しています。

でももしかすると

「え！！この完成度すごくない？？？！！天才！！」

「あ～～～こう仕上げてきたのか…」

と仰天しているかもしれません。

困難な時こそ人が問われるとしたら、今年のヌーヴォーにこそ、その生産者の姿が表れると思っています。

《ヴァン・ナチュール》という、とてもリスクの高い手法に鋭意取り組む生産者たちの精神性の高さを感じることができるヌーヴォー。

「今年のヌーヴォーは昔にもどったみたい。

私達が大好きだった軽やかなスタイルになっていると思う！」

とメッセージをくれたマルセルの奥様マリー！

もしかすると、この難しい年のヌーヴォーが私たち好みのスタイルに合致していそうな予感！！

なんだか、過去最高にワクワクしてしまっている２０２１年のヌーヴォー解禁。

みなさまにも、このワクワクを一緒に体験していただけたら嬉しいです。

【湘南ワインセラーのコメント】
パカレ、コサールとの飲み比べを、ラピエールのヌーヴォーと共に！！

６０歳の若さで他界したマルセル・ラピエール。

ボジョレー地区だけでなくフランス全土で彼のヴァン・ナチュールに対する考え方は多くの造り手達に支持され急速に広がりました！！！

マルセルは７８年より自然なワイン造りに傾倒し、８０年にジュル・ショヴェ氏と出会ったことで想いは確信に変わったと言います。３０年以上に渡って自然なワイン造りを追求し続けてきたマルセル・ラピエール。

フィリップ・パカレはマルセルの甥にあたります。

理論的思考と幼い頃から肌で学んだマルセルからの教えを昇華させ、そして、毎年ラピエールの収獲の手伝いに来ていたマリー。マルセルと意気投合し結婚、シャトー・カンボンを立ち上げました。

マルセルのワイン造りは彼女の生活の一部。息子マチューと共にヌーヴォーを醸しています。 マルセルとの出会いは葡萄畑。ある年のマルセルの元へ集まった収穫人の中にマリーがいました。意気投合し結婚。結婚後は常にマルセルの傍らで様々なヴィンテージを共に経験。

「なにも特別な事は無いわ。マルセルが行っていた事を続けていくだけよ」

今年も昨年同様にマリーが中心となって、息子のマチュと共にヌーヴォーを仕込みます。

鮮烈な赤系果実。シャトー・カンボンの葡萄から造られるラピエールのヌーヴォー。天然酵母がもたらすグラスから溢れる様な赤系果実の香りと旨味が特徴的です。

厳しく選果した健全な房のみを仕込む事で、醸造過程では一切ＳＯ２を加えずに仕上げる。またセミ・マセラシオンカルボニックによる発酵中は出来る限り手を加えない。世界に影響を与えたマルセルのヌーヴォーは最も近くでそれを学んだ家族の手で今年も変わらぬ品質で造られます！！


※ご注文の際には、ボジョレー・ヌーヴォーのご予約についての注意書きをお読みくださいませ。