エシェゾー・グラン・クリュ[2019]エマニュエル・ルジェ【フランス　ブルゴーニュ　赤ワイン】

【リアルワインガイド81号】100+点（2020年ヴィンテージの評価）
もうこの辺りになると読んでいる人はほぼいないと思うので、もしくは、徳丸がいつものようにワケ分らんことをダラダラ書いてひとつも面白くないことを知っているから読まない人が多いと思うので好き勝手に。しかしまあ、どうして14年ヴィンテージから突然この世のものとは思えないワインとなり、それがこの20年まで続いているんだろう(ただし、コロナのバカのために18年、19年は未試飲、欠番)。

何度も書くけど、たまたま14年以降のルジェのスタイルや味が自分の好みのど真ん中というのでは絶対にない。好み的には別の生産者であり、別のワイン。しかし、このクオリティの高さには何をどのようにしても抗えない。全面的に降参するしかない。その証拠に一緒に試飲している斉藤も通訳の方も、言葉を失いながら試飲している。

にしても、出てくるワイン、出てくるワインのいちいちがとんでもないワイン。ぶっちゃけ得点は他の全ワインを俯瞰して、そこから導き出す部分もあるけどルジェのワインは意味がない。常識的な得点をつけているつもりだけど、それすら無駄とマジに思う。他のワインと違う次元、違う世界に存在するワインのようだから。

ということで、とんでもワインの９番め。やはりこの世のものとは思えない味わいです。スタイルです。クオリティです。ギャフンです。地球上で最上の飲食物のひとつ。