ベアー[2015]ティー・エム・ダブリュ【南アフリカワイン　　自然派ワイン　赤ワイン】

＜インポーターさんより＞
樹齢45年のティンタ・バロッカ　　全房使用率100％
発酵：開放槽にて21日間、野生酵母による自然発酵
熟成：シュールリーにてフランス産フードル（1600L）にて10か月
アルコール度数：13.0％　

ティム・マーティン氏によって、ケープ・タウンの市街地にほど近い場所に設立された、テイスティングルームを 備えるアーバン・ワイナリーで、スワートランドに自社畑を所有しています。
彼はイギリスで会社員として働いていた時期にワインに魅了され、WSETのディプロマを取得しました。しかしワ インへの専心はそれに留まらず、ブルゴーニュでワイン造りを学び、遂に万を持して生産者になりました。

自社畑、契約農家の畑ともにビオディナミ農法を取り入れた有機栽培の畑で、自然のサイクルを尊重し、生物の多様性を増加させていけるような環境作りを志しており、パーマカルチャー（＊）なブドウ造りに勤しんでいます。 彼は「出来上がるそれぞれのワインは、その畑に注がれた太陽の光、吹き込んだ風、雨のしずくなど、それぞれの畑に起こったすべての出来事が凝縮されており、グラスに注がれた一杯のワインによって物語る」として、 全てのワインは単一畑、単一品種で造られます。

また、「ワインの品質にとって一番重要な要素は畑である」という哲学のもと、醸造の過程においても、添加す るものは瓶詰時の極少量のSO2のみに留めており、清澄、フィルターともに極限まで控えるなど、自然の恵み を最大限に生かしたワイン造りをしています。

（＊）パーマカルチャー：エコロジカル・デザイン、環境デザイン分野の用語で、自然のエコシステムを参考に、持続可能な建築や自己維持型の農業システムを取り入れて、社会や暮らしを変化させる総合的なデザイン科学の概念のこと