ドメーヌ・ラルロの醸造長 来日セミナーに行ってきました

現在、ブルゴーニュワインの中でも人気＆実力ともにトップクラスのドメーヌ『ラルロ』(Domaine de L’arlot)の醸造長「ジェラル・ディンヌ・ゴド」女史が来日しています。

湘南ワインセラーでも14年という長い年月、取り扱っている大好きなドメーヌです。懇意にしていただいているインポーターのAMZさんよりテイスティングセミナーにお誘いいただき、千代田区紀尾井町にありますトゥール・ダルジャンに行ってきました。

シャンデリアの輝くゴージャスな会場でのセミナーはラルロの醸造長であるゴドー女史の来日にふさわしく華やかなセミナーとなりました。

試飲したアイテムは5つ
○ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・ラルロ・ブラン2015
●コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・クロ・デュ・シャポー2015
●ニュイ・サン・ジョルジュ・1erCru・クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ2015
●ニュイ・サン・ジョルジュ・1erCru・クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ2016
●ヴォーヌ・ロマネ・1erCru・レ・スショ2016

昨年販売しておりました2015年は傑作年のヴィンテージでありながら、収量が少なく、早期完売となりましたが、昨日の試飲では、味わいが徐々に開いてきていて、今飲んでも十分に楽しめる時期になっている印象を受けました。

そして待望の2016年ですが、春の遅霜の影響でブドウがほぼ壊滅的だった畑もあり、ドメーヌ全体の収量は70％減少という何とも言い難い困難な年。それに反して出来上がったワインは2015年にも勝るとも劣らぬ傑出したものでした。今回のセミナーのためにまだ瓶詰めが終わっていないキュヴェを樽からとり運んだバレルテイスティングとなりましたが、過去の傑作2010年、2011年、2012年を凌駕するクオリティ。

2014年から醸造長に就任したジェラル・ディンヌ・ゴド女史の、堅実な性格とこれまでの経験からの随所での判断力から2016年という困難な年に、この様な傑作を生み出した『ドメーヌ・ラルロ』。

リリース時期は今年の6月と聞いていますが『ドメーヌ・ラルロ』の2016年はぜひご注目ください。
ゴドーさんの最後のご挨拶より

「ラルロにとって日本は歴史的なお客様です。30年もの間、ラルロのワインをご購入いただきまして大変感謝しております」

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