ロマネ・コンティの創立者も認めていた土地 サントネイ
2018.03.06
フランス・ブルゴーニュ地方に「サントネイ」というワインがあります。サントネイ村で収穫された葡萄で造られたワインですが、この村はブルゴーニュ地方の中でも、とてもマイナーなエリアにあり、近年のブルゴーニュの市場ではあまり注目されていませんでした。
この『アベイ・ド・サントネイ』という造り手はサントネイ村を本拠地としてスタートした新進気鋭のドメーヌです。モンラッシェで3本の指に入るであろう『ドメーヌ・ルフレーヴ』で醸造責任者のピエール・モレの元で働いていた「ルドヴィック・ピエロ」氏が立ち上げたドメーヌというのです。
これは、ぜひ飲んでみたい!と即、思いました。
そして、日本に入荷したばかりの2015年の赤ワインを4アイテムインポーターのラフィネさんとともに、試飲!!想像を超えた味わいの深さ、クラシカルな正統派のブルゴーニュで、素晴らしいです!!そして「何、この値段???安い。」と驚愕します(笑)
1級畑の2アイテムは、コート・ド・ニュイのワインを思わせる洗練性を持っていますので、1級畑でこの価格って????ありえませんよ!!
現在のブルゴーニュの市場では「サントネイ」は、知名度の低いアペラシオンですが、その名声は古くから高く、DRC(ロマネ・コンティ社)の創設者である「ジャック・マリー・デュヴォー・ブロシェ」が、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティを設立する前はサントネに本拠地を置き、数々の銘醸畑を所有していました。
ロマネ・コンティを設立後、一時、ロマネ・コンティはサントネイのシャトーで造られていたこともあるほど。1869年にロマネ・コンティを購入した翌年から40年間にわたり、葡萄をサントネイまで馬車で運び、自宅シャトーでロマネ・コンティを瓶詰め・保管していたのです!
ロマネ・コンティの創設者が本拠地としていたサントネイ!その畑が持つポテンシャルを物語っています!!
そんな豆知識を頭に入れながら飲むとさらに美味しく感じる『アベイ・ド・サントネイ』は、インポーターさんの在庫はすでに底をついてきているそうですのでご注意ください。
鎌倉のワインショップ 湘南ワインセラー
鎌倉市小町2-11-22
https://www.shonanwinecellar.com/
https://www.facebook.com/shonanwinecellar/
フランス・ブルゴーニュ地方のワインと世界各国の自然派ワインのほか、日本に輸入される数多くのワインの中から試飲をして厳選したワインをセレクトしています。
スタッフ全員がソムリエの資格を持つワインショップです。プレゼントや記念日のワインなどのご相談もお気軽にどうぞ。ブログ担当:花里 笑
戸塚、保土ヶ谷、金沢八景などの横浜からも便利な鎌倉駅 徒歩3分のワインショップです